井原プロダクトのBLOG

Since 2013。個人でアプリ作っています。

スイスフラン急騰について見てみた

昨日の夕方、新宿御苑前サンマルクカフェでお茶して、その後フレンチレストランでピアノのお友達と楽しく食事をしている頃、スイス国立銀行がスイス フラン(CHF)の対ユーロ(EUR)上限を廃止することを発表、それを受けて、スイスフランが急騰(していたんですね。

為替は全くの素人ですし、FXも、今は全然やっていないのですが、ネットで「〇〇百万円の追証が発生した。死亡!」とか、「ん千万円儲かった、もう会社辞める!」とか言っている人がいて興味を持ったので(=この機会にいっちょ儲けられないか?と)何があったのか見てみました。

元々、CHFには1ユーロ1.2CHFの壁があって、それを下回ると政府が介入していたそうで、それが昨日撤廃されたことで1.04CHFまで上がっています。ユーロを基準に考えると、対スイスフランで大暴落なんですが、CHF/EURのおお下がりチャートが多くネットに掲載されているため、スイスフラン大暴落!なんて言ってる人がいますが、逆です。スイスフランは大暴騰です。ややこしいですね。

対円で言うと、急騰前の相場は、大体 114〜115円くらい。これが18:30-18:50の間に156.4円まで行っていますね。なので、115円で20万CHF買って、156円で決済すれば820万円の儲け!!20倍レバレッジだと、115万円が820万円になる。で、当然その逆のポジションをとれば820万円の損。
しかも、今回急に変動したからロスカットが働いていないケースが多発しているみたい。

儲かった人は、さっさと換金して銀行なりに資金を移すでしょうし、損した人は、払えって言われてもそんなお金ないから払えないってなるだろうし、そうなるとFXの会社が厳しいのかな。

しかし、今ってコンピュータが自動で売り買いしちゃうから、こうして一瞬で相場が動くんでしょうね。怖い怖い、やっぱりやめておこう。

* もし誤って理解しているところがあったらご指摘下さい。