最近のiPhoneの残念なところを何とかする
私は、iPhone3G以来10年iPhoneを使っている生粋のiPhoneユーザーです。現在XSを使っています。素晴らしいです。素晴らしくて困るくらいです。高級感に溢れ過ぎて、手にしたときに若干の緊張が走るのです。100円のボールペンで気楽に字を書きたいのに、常に3万円のペリカンの万年筆で字を書いているようなオーバースペック感。スマホなんてものは、もっとラフにガシガシ使いたいのにね。
基本裸族です。カバーなんかつけたことありません。傷ついたっていいじゃないですか。物を大事にする心より、傷なんか気にしない大らかさ、おおげさに言うと人間の大きさをアピールしたいです。というか、元々カバーつけないで使うように設計されているんじゃないのかな、って思っていたら最近は、当のAppleさんまで純正のカバーを売ってるからねぇ。ジョブズが生きていたら嘆き悲しむだろうなぁ。
そんな私ですが、ついにバンパーをつけてしまいました。なぜって、iPhoneXSが使いづらいからです。
何が使いづらくて、何故バンパーなのか?っていう話ですが、まずはiPhoneSEを見てください。
注目して欲しいのはボタンの位置です。スリープボタンは上部に、ボリュームボタンはサイドにあります。そしてボリュームがない方のサイドにはボタンは配置されていません。このことによって、ボリュームの大小を調節するときにスリープを押してしまうという操作ミスはまずありえません。
ところが何ということでしょう。iPhone6以降スリープボタンはボリュームボタンと反対サイドに配置されてしまい、これによってボリュームを操作しようと思って誤ってスリープを押してしまうことが多発することになってしまいました。それはもうしょっちゅう。iPhoneを横にしてYouTubeを観ているときとか、横にしているから間違えるだけじゃなくて、縦使いでもVolumeボタンを押すときって反対サイドも持ちつつそこを支点に押すので、すぐスリープを触っちゃう。地図みてて一瞬ポケット入れて出そうとするときも押しちゃう。最悪なのは部屋を暗くして布団の中でYouTube見てるときで、ボリュームを操作しようとしてアプリを落としちゃうと再起動するときに部屋が暗いから顔認証できなくてパスコード入力するはめになる。そう、この面倒臭さって顔認証とセットのダブルパンチなのだ。
というわけで、何とかこれを解決すべくスリープボタンを押しにくくできないかなぁと考えた挙句、バンパーのスリープボタンを削ってみることにしました。写真はすでに削ったあとのものですが、スリープボタンがほとんど出っ張っていないのがわかると思います。
こうやってスリープボタンを一度はずして紙やすりでゴシゴシと。
これによってスリープボタンは、タッチしたくらいでは押せなくなって誤操作はなくなりました。でも、全く押せないかというとそんなことはなくて、ギュっと押せば押せます。ボリューム操作時の誤操作は防げて、かつスリープも可能。めでたしめでたしかと言うと、やっぱりバンパーつけるのやだなぁ。裸の方が手になじむし、スリープやりづらいし、何よりこのバンパー、アンテナ感度が一本減ります。というわけで新型は上部が肉抜きされてますね。
やれやれ