【新版】UI GRAPHICS 成功事例と思想から学ぶ、これからのインターフェイスデザインとUX
今年もよろしくお願いします。
新年にあたり良いことがひとつ。何とHuffpostさんに@micorunさんと共同開発のアプリが紹介されました。Huffpostさんありがとうございます。これを機に日本の睡眠不足解消に貢献できたら嬉しく思います。
さて今年ですが、やることを3つ決めています。どれもアプリに関することなのですが、1つ目はSmart Metronomeを再デザインすること、2つ目と3つ目は新アプリをリリースすること。というわけで、新年一冊目に読む本はこちらにしました。
【新版】UI GRAPHICS 成功事例と思想から学ぶ、これからのインターフェイスデザインとUX
- 作者: 安藤剛,水野勝仁,萩原俊矢,ドミニク・チェン,菅俊一,鹿野護,有馬トモユキ,渡邊恵太,須齋佑紀/津?将氏,庄野祐輔,藤田夏海,塚田有那,増川草介??栂木一徳
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2018/10/19
- メディア: 単行本
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Smart Metronomeは、iOS7のフラットデザインの潮流が来たときに大きくリデザインして、そのままになっています。その後、機能面のアップグレードや、UXの統一みたいな事は行ってきたものの、今となっては古く感じられる方も多いのではないかな。私自身もiPhoneXSを買って使っていると、デバイスの性能やOSの世界観にそぐわなくなっている事を感じています。でも、それって何がいけないんだろう? どうすれば良いんだろう?という問いに対して、答えやヒントが沢山載っていました。一番古めかしいのは、動作が直線的な事ですね。ボタンをタップすると別の画面にパって切り替わる。こういうのって最近では、びよーんと画面が現れて来て、現画面上に立体的に重なるように出現するんですよね。しかも途中でやっぱりやーめた、とかもできる。改善ポイントをざっくり箇条書きにすると
- 途切れない操作感
- 0か1ではない中間の動作を見せる
- 操作時のユーザー心理をキャッチアップして小さな喜びを与える
- つまりアニメーションや振動などで効果的なユーザ体験を生み出す
- アイコンも大事
- 2次元を積み重ねて3次元を作る
こんなところかな。既存アプリの例が豊富に掲載されているので、それを眺めているだけでも取り入れるべき課題が沢山みつかるという便利な本でした。早速色々なUIを試してみたいと思います。
あ、あとこれも観ました。
【Develop】マテリアル デザインでよりよいユーザー体験を実現しよう
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ではでは。